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考える葦

日々の記録。

結婚式用の鞄がない

大学時代の友人Mの結婚式の招待状が届いた。

 ああ、ついに来た。

 ご出席の「ご」を消して出席に丸つける。

 

「プロポーズされた」と嬉しそうに私に言った笑顔がまぶしかった。幸せオーラ満載のMと当時、失業中だった私の格差が酷すぎて自分の運命を呪った日が蘇る。この日の嬉しいはずなのに素直に喜べなかった自分を忘れない。

 

Mとは半年に1度くらいのペースで会う。

決して世間でいうところの「親しい友人」が会うほど会っていないのかもしれない。しかし、親しさに会う回数なんて関係ないと思っている。

 

Mとは多くはないけど、濃い思い出がたくさんある。大学の卒業旅行のニューヨーク、ホテルの水が止まらなくて駆けつけた修理のおじさんがひねってすぐに止まった笑い話。夏の長野のサイクリング、借りた自転車がギシギシうるさかったけど最高に気持ち良い風が吹いていて天国みたいだった。それから伊勢神宮にMの車で海にも行った。

 

Mは私の何気ない疑問やしょうもないことにも

真剣に考えてくれて、私のすることを全力で肯定してくれる。私のよき理解者だと思っている。

 

結婚したら環境も変わるし話題も変わるだろう

今より会える回数も減るかもしれない

結婚したら友人同士は疎遠になるとはほんとうなのかな。

 

友人が少ない私が一緒にいれる
ほんとうに貴重な存在を失いたくない。

今からこんなんで どうするんだ。

親しさに会う回数なんて関係ないんだろうが。

 

結婚式で私は泣くだろう。

 Mの晴れ姿が今から待ち通しい。

 

とりあえず結婚式用の鞄を買わなくては

とびきり可愛いやつを買うんだ。